千葉県野田市の小学4年、栗原心愛(みあ)さん(10)が自宅で死亡した事件で、傷害容疑で逮捕された母なぎさ容疑者(31)が逮捕前の任意聴取に「夫から言われて娘を1カ月ほど外出させなかった」と話していたことが捜査関係者への取材で明らかになった。心愛さんの体には以前に受けた暴行によるものとみられるあざが複数あり、県警は2人が虐待の発覚を恐れてなぎさ容疑者の実家がある沖縄に滞在しているように装った可能性があるとみて調べている。 同市などによると、父勇一郎容疑者(41)=同容疑で逮捕=は1月7日、「娘は冬休みに妻の実家の沖縄に滞在しており、休ませる」、11日には「沖縄の曽祖母の体調が悪いので1月いっぱい沖縄にいる。2月4日に登校させる」と学校に電話で連絡していた。 一方、捜査関係者によると、心愛さんが自宅浴室で死亡しているのが見つかった1月24日まで、なぎさ容疑者は勇一郎容疑者の指示により心愛さんを外出させないようにしていたという。勇一郎容疑者の東京都内の勤務先によると、年明けは7日から出勤し、体調を崩したとして早退した21日以降は「インフルエンザにかかった」と言って休んでいた。勇一郎容疑者が出勤して自宅を不在にした時も、なぎさ容疑者は心愛さんを外出させなかったとみられる。 なぎさ容疑者は県警に「娘に十分な食事を与えなかった」とも話しており、司法解剖でも心愛さんの胃に内容物がほとんど残っていなかったことから、数日間食事を与えられなかった可能性もある。 一方、なぎさ容疑者は勇一郎容疑者からドメスティックバイオレンス(DV)を受けていたという情報もあり、県警は当時のなぎさ容疑者の心理状態も含め、家族の状況を慎重に調べている。【信田真由美、加藤昌平】 Let's block ads! (Why?) via トップニュース - Google ニュース http://bit.ly/2Tx5geZ | | If New feed item from http://ftr.fivefilters.org/makefulltextfeed.php?url=https%3A%2F%2Fnews.google.com%2Frss%3Fhl%3Dja%26gl%3DJP%26ceid%3DJ | | Unsubscribe from these notifications or sign in to manage your Email Applets. |
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