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「父親に書かされた可能性高い」認識しながらなぜ? 児童相談所の“不適切対応”次々と【心愛さん虐待死】 - www.fnn.jp

心愛さんが書かされた…"お父さんに叩かれたのは嘘"

お父さんに叩かれたということは嘘です。
小学校の先生に聞かれて思わず言ってしまいました。

児童相談所の人にはもう会いたくないので来ないでください。

これは千葉・野田市の自宅で死亡した栗原心愛さん(10)が、父親の栗原勇一郎容疑者(41)の指示で書かされた文書だ。

"虐待死"を防ぐことができなかった児童相談所のあいまいな判断と不適切な対応が浮き彫りになってきた。

勇一郎容疑者は児童相談所との面接で…

去年2月26日、心愛さんが預けられている親族宅で、児童相談所の職員と面接した勇一郎容疑者は…

もう来ないでほしい
今日で家に連れて帰る
これ以上家庭をかき回さないでほしいです
と語ったという。

その際、勇一郎容疑者が提示してきたのが、自らの指示で書かせた心愛さんの署名付きの書面だった。

「父親に書かされている可能性高い」と認識も…

5日記者会見した千葉県の柏児童相談所は…

柏児童相談所 二瓶一嗣所長:
(これまでも親が)言わせるというケースは比較的少なくないということから、基本的には父親に書かされている可能性が高いという認識をしていました。

書かされた可能性が高いと認識しながらも、千葉県柏児童相談所は、この2日後には、心愛さんを親族宅から自宅に戻す判断をした。

心愛さん自身に事実確認をしたのは、それから約3週間後のことだった。

児童相談所の"不適切な対応"が次々明らかに

千葉県柏児童相談所 二瓶一嗣所長:
父から母にメールがあり、女児にこういう手紙を書くようにと内容を書いていて、女児がそれを見ながら書き写したという内容でした。

記者:
お父さん本人に「書かせましたか」という確認はしたのか?

千葉県柏児童相談所 二瓶一嗣所長:
それについては確認はしていません。

十分な確認をしないまま、"虐待の再発が見られない"などの理由で自宅に帰す決定をしていたのだ。

記者:
父親と一緒に住んでいないのに、どうして虐待の再発が認められないと言えるのか?

千葉県柏児童相談所 二瓶一嗣所長:
学校での適応状態が悪くなかったということで総合的に判断したということになります。

さらに児童相談所は、自宅に戻す決定をした後、心愛さんが自宅に戻った時期を把握していなかったことも明らかになった。

記者:
帰ったかという確認はしているのか?

千葉県柏児童相談所 二瓶一嗣所長:
その辺については記録にない形なので。

なぜ心愛さんの命を守れなかったのか

今年に入り、学校を長期欠席していた心愛さん。
ふだんから"長期欠席はリスクの高いアラート"だと児童相談所は危機感を持っていたが、心愛さんの命を守ることはできなかった。

児童相談所に19年間勤務した経験のある山脇由貴子氏は、
「役割分担できていたし密に連絡を取っていたと言っているけど、実際には全然役割分担ができていなくて、結局やりとりが全然できていなかったと。
学校に任せきりもあってはならない。誰もやっていなかったんじゃないか。みんなが誰かがやるだろうと思っているから」と指摘する。

(「プライムニュースイブニング」2月6日放送より)

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